2009年8月25日火曜日

テクノの入口にどうでしょう「Daft Punk - Discovery」

「残暑」と言える時期ではないでしょうか。
踊れる楽しいテクノです。
今回はダフトパンクで「ディスカバリー」を紹介します。

日本においてその名前を大きく売ったのが今回の「ディスカバリー」と、その収録曲である「One More Time」です。
最近のテクノの主流としては同じフレーズを何度も繰り返すループミュージックがあります。ダフトパンク自体もループミュージックを主に扱っています。もちろん「ディスカバリー」はループミュージックも収録されています。
しかしこの「ディスカバリー」ではダフトパンク自体の方針でポップ寄りに作られています。いわゆるテクノポップですね。
またCD製作にあたり、同CDの楽曲を利用して、銀河鉄道999の松本零次さんを引き込んだ映像作品プロジェクト「インターステラ555」が念頭にありました。そのため曲と曲の組み合わせが非常に抑揚に富んでいたり、勢いを維持させようとしていたり、流して聞くとそのストーリー性がとても楽しいです。ミュージッククリップはインターステラ555から流用されています。
また時折ノイズであったり、そもそもの音色を多様に楽曲に組み込んでいます。音色は何重にもなっており、しかしテクノ独特の軽快感が普通のポップスにはないハッピーなものに仕上がっています。
元のタイトルと邦題の違いもなかなかおもしろいです。
今までテクノは苦手だなと思っていた方にはぜひ手にとってもらいたい一枚です。

【収録曲】
02-Aerodynamic
03-Digital Love
05-Crescendolls
06-Nightvision
07-Superheros
08-High Life
09-Something About Us
10-Voyager
11-Veridis Quo
12-Short Circuit
14-Too Long

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